メタル使い納め

3月12日のバトロコ個人戦でメタルフォーゼの使い納めをしました。

ルール変更に伴いペンデュラム系統の弱体化が考えられ、メタルフォーゼを使うラストチャンスかなあと思って出ることにしました。

メタルフォーゼというデッキは多様なサブギミックを採用し、今までの環境に対応してきたので新ルール後も戦えるかもしれませんが取り敢えずは使い納めということで。

予選を普通に乗り切ってトナメ1回戦で身内と対戦。🎲負けて後攻。1本目ドランシアエメラルエメラル復活マスターg。負け。2本目ドランシアエメラルアルカエストマスターうらら。勝ち。3本目ドランシアエメラル復活マスターコズミック宣告。負け。

トナメ一落ちで終わってしまいました。最後は🎲でマッチが決まってしまって悲しかったです。

f:id:ypwatawata:20170313105916j:plain

f:id:ypwatawata:20170313105945j:plain

使ったデッキはこんな感じでした。

一応意識したのは手数を用意することとオーバーキルを減らすことでした。

手数を用意するということで盆回しと会局の採用、その結果メインのうららの不採用となりました。先行展開をする際にも後手を捲る際にも手数はやはり必要になってきます。先後両方を意識するとブラックホールやコズミックのような後手しか使えないカードはメインには採用せず、メインは最低限の手札誘発と展開札のみで構築することで先行展開率を保ちつつ、後手をメインギミックで返していくイメージになってきます。会局や盆回しは一見、初手に12カードが来過ぎるとかフィールドが来過ぎるとかになってしまうように思えますがうさぎやうららの上から展開するには1枚多く引くくらいが丁度いいかなって感じだったので問題はなかったです。また自分が思う”最低限の手札誘発”は増殖するG3枚でした。最初はうららも採用していたのですが、うららは先行時相手の増殖や眠りを貫通して盤面を形成出来るカードではありますが、せっかく先行を取っても誘発のような展開に絡まないカードを複数引いてしまって展開が出来ないということが嫌で不採用にしました。では増殖するGはどうするのということになってきますが手数を増やすために採用した盆回しがドラゴニックの増量をしてくれているのでマスターPの着地確率を引き上げてくれます。cs中もバオやスケールでかなり増殖するGを貰いましたがGを撃たれた場合のほとんどでマスターPを着地させることが出来ました。また盆回しによるドラゴニックの増量はメタル魔法罠の素引きをケアすることにも繋がりました。自分は重錬装とカウンターを採用しておらず、錬装とコンビのみの採用となっています。錬装とコンビはドラゴニックによってアドバンテージにしっかりと変換出来ます。手数を増やすつもりで採用した盆回しは結果として増殖するGやメタル魔法罠の素引きにも有効だったので結構良かったと思います。チキンレースユニコーン禁止以来のメタルの”割られる側不足”解消になってくれたので良いカードでした。

オーバーキルを減らすこと、というのは要は重錬装の不採用です。メタルといえば重錬装やミスリエルによるコントロールのイメージがあり、重錬装不採用はにわかだと思われるかも知れませんが先行はしっかり12の展開+α(アルカエストやマスターP、増殖するG)が出来れば十分であり、むしろ素引きの重錬装1枚が足を引っ張って負けてしまうことが嫌だったので不採用にしました。1回だけ重錬装があればワンキルが出来る場面がありましたが基本的には無くても大丈夫だと感じました。重錬装がないことによる違いというのがミスリエル+重錬装によるアルカエストの構えか、錬装で普通にアルカエストを出すのかってことくらいの場合も多く、引いたら明らかに邪魔なので入れなくて良かったなと思います。

あと難しかったのはメタルの枚数ですが1枚引ければ展開は成立し、引き過ぎるとあまり強くないのでこれは入賞構築を参考にして一人回ししながら枚数調整しました。

サイドは後攻と純12、眠りを意識したカード、マスターP用のクモグス(クモグスはマスターP相手以外入れないです。)を採用しました。純12のドランシア+多伏せがかなり厳しいのでコストはキツイですがツイツイにしていて、真竜意識のコズミックと悩みましたけど真竜系統に結構当たったのでこれはハズレでした。

エクストラはアダマンテ、カーディナルを不採用にしてモルモラット2回転用にエメラル2枚目を採用しました。エメラルをメタルの割られる側にしつつ、デッキのパーツを拾いに行けるのでかなり良かったなと思います。アダマンテはたまに欲しかったですがカーディナルは欲しいと全く思わなかったです。

錦優勝やはっち優勝とメタルには結構お世話になったので最後がトナメ一落ちだったのはちょっと悔しかったです。